2023年07月07日
カウンセリングサービス退会のお知らせ
こんにちは、カウンセリングサービスの河合一孝です。
はたしてどのくらいの方がこちらに辿り着くのでしょうか。
気付けば前回の更新から10年近く経っておりますね。。。
ということで、こちらを見つけてくださったレアにしてありがたい皆さまにお知らせです。
私、本年11月末をもちまして、カウンセリングサービスを退会することにいたしました。
長らくのご愛顧、本当にありがとうございました。
退会日は少し先になりますが、河合のクライアントさんはゆっくりしたペースでご連絡いただく方も多いので、早めにお知らせしておいたほうがいいだろうと考え、この時点での発表とさせていただきました。
およそ20年の間、カウンセラーとして活動してきました。
20年前にお話したあの方から、最近お話しているあの方まで、たくさんの方々との間にたくさんの温かい思い出があります。
数年という単位で長くお付き合いさせていただいた方が多いのですが、その期間に皆さまの人生は大きく変化していきました。
そのような人生の転機に立ち会わせていただいたことはとても貴重な経験でした。
そうしたお一人お一人の人生を見させていただいて、皆さまの命の輝きの美しさにどれほど感動したことか。
皆さまご自身は気付いていらっしゃらないかもしれませんが、本当に美しいのですよ。
お話していただいた皆さまのことをしばしば思い出します。
ある土地を訪れれば、この土地に移り住んだあの方は元気でやっているかな。
あるお仕事の話題を聞けば、このお仕事を始めたあの方はうまくやっているかな。
すぐ思い出してしまいます。
恋愛関係やご夫婦のこと、お子様のこと、お仕事のお話、暮らしのお話、お身体のお話、皆さまいろいろなお話をお聞かせくださいましたね。
皆さまのことを思い出すたび、元気にしていてほしいな、楽しく生きておられるのであればいいな、と願っています。
カウンセラー業は引退いたしますが、皆さまのことはこれからも陰ながら応援させていただきますね。
皆さまの人生はこれからももっともっと輝いていくだろうと信じています。
なお、カウンセリングサービスの母体である神戸メンタルサービスにスタッフとして勤務しておりますが、そちらはこのまま続けます。
カウンセラー養成コースの皆さまはじめヒーリングワーク等に参加される方とはこれからもお会いする機会があるでしょうから、その際はこれまで同様お付き合いくださいませ。
よろしくお願いいたします。
はたしてどのくらいの方がこちらに辿り着くのでしょうか。
気付けば前回の更新から10年近く経っておりますね。。。
ということで、こちらを見つけてくださったレアにしてありがたい皆さまにお知らせです。
私、本年11月末をもちまして、カウンセリングサービスを退会することにいたしました。
長らくのご愛顧、本当にありがとうございました。
退会日は少し先になりますが、河合のクライアントさんはゆっくりしたペースでご連絡いただく方も多いので、早めにお知らせしておいたほうがいいだろうと考え、この時点での発表とさせていただきました。
およそ20年の間、カウンセラーとして活動してきました。
20年前にお話したあの方から、最近お話しているあの方まで、たくさんの方々との間にたくさんの温かい思い出があります。
数年という単位で長くお付き合いさせていただいた方が多いのですが、その期間に皆さまの人生は大きく変化していきました。
そのような人生の転機に立ち会わせていただいたことはとても貴重な経験でした。
そうしたお一人お一人の人生を見させていただいて、皆さまの命の輝きの美しさにどれほど感動したことか。
皆さまご自身は気付いていらっしゃらないかもしれませんが、本当に美しいのですよ。
お話していただいた皆さまのことをしばしば思い出します。
ある土地を訪れれば、この土地に移り住んだあの方は元気でやっているかな。
あるお仕事の話題を聞けば、このお仕事を始めたあの方はうまくやっているかな。
すぐ思い出してしまいます。
恋愛関係やご夫婦のこと、お子様のこと、お仕事のお話、暮らしのお話、お身体のお話、皆さまいろいろなお話をお聞かせくださいましたね。
皆さまのことを思い出すたび、元気にしていてほしいな、楽しく生きておられるのであればいいな、と願っています。
カウンセラー業は引退いたしますが、皆さまのことはこれからも陰ながら応援させていただきますね。
皆さまの人生はこれからももっともっと輝いていくだろうと信じています。
なお、カウンセリングサービスの母体である神戸メンタルサービスにスタッフとして勤務しておりますが、そちらはこのまま続けます。
カウンセラー養成コースの皆さまはじめヒーリングワーク等に参加される方とはこれからもお会いする機会があるでしょうから、その際はこれまで同様お付き合いくださいませ。
よろしくお願いいたします。
cs_kawai at 20:30
2014年05月20日
セルフプロデュース
こんにちは、カウンセリングサービスの河合一孝です。
例によってAKB48のお話から。
こうしてAKB48の話を書いていると、「河合さんはAKBで誰が好きなの?」としきりに聞かれることになります。
ところが、私の「推しメン(特に応援しているメンバー)」は一般にはほとんど知られていません。
名前を言ったところで、相手の方も、聞いたこともない名前が飛び出してくるわけですから、どう反応していいか困ってしまうこと必至。
「ふーん」の後に微妙な沈黙が訪れることでしょう。
その場で彼女の魅力を存分に語って彼女のことを世間に知らしめたいという誘惑に駆られもするのですが、そんなことをしてもまず引かれてしまうでしょうから、ぐっと我慢します。
ということで、「前回(2013年)の総選挙で57位だった子だよ、検索してみてね」などと、相手がその場で反応しなくてもいい回答をしてお茶を濁しておりました。
AKB48は姉妹グループを合わせて300人ほどのメンバーを抱えています。
それだけいたら、よっぽどディープなファンでもない限り、全員の顔と名前を一致させるのは難しく、AKB48ファンにすら覚えてもらえないメンバーもごろごろいるというのが実情です。
私もさすがにグループ全員の顔と名前を一致させられる境地には達しておりません。
AKB48ファンにしてそんな具合ですから、特にファンでもない一般の方にまで知られているメンバーといったらほんの極々一部です。
メンバーも、埋れていても仕方ないですし、アイドルなんですから、自分を知ってもらいたい、応援してもらいたい、と望んでいるはずです。
運営も一人一人を売り出そうといろいろと努力しているのでしょうが、限られた経営リソースの中でのこと、300人全員を均等に売り出すこともできませんので、限られた有望なメンバーから表に出していくしかありません。
ということは、メンバー自身もただ待っていたらダメで、ほとんどのメンバーは自分から積極的に動いていかなければ埋れていく一方だということになります。
ある意味、アイドルとしてのスタートラインにすら立てないのです。
実際のところ、それを実感できていないメンバーも多いのではないかな、と感じています。
AKB48に入ることができて、他のメンバーと一緒に努力していれば、華やかなステージに立つことはできますから。
コンサートなどを見に行けば、みんな頑張ってるなー、というのはひしひし感じます。
でも、みんなが本当に頑張っている場だからこそ、他のメンバーと同じように努力しているだけでは埋れてしまうんですよね。
(最近は必ずしもステージに立てるわけではないという仕組みに変わったので、危機感を覚えるメンバーは以前よりは増えたかと思いますが。)
危機感を覚えても、だからと言ってどうしたらいいかわからない、というところで悩んでいるメンバーも多いでしょう。
実は、このようなことは、AKB48の中だけの特殊なことではありません。
恋愛や婚活でも、同じように恋人や結婚相手を求めて頑張っている人はたくさんいますから、埋れてしまったら選んでもらえません。
仕事でも、同僚や競合他社も同じように必死に努力していますから、埋れてしまったら自分がそこで働いている意味を見失ってしまうでしょう。
結果を出すためには、自分自身を自分自身の手で売り出していかなければ始まりすらしないのです。
そういう状況の中で、ある一人のメンバーがどうやって自分を知ってもらおうと努力しているかを書いてみようと思います。
ここで取り上げるのは、市川美織さん。
このブログをお読みの方のほとんどが名前を聞いてもピンと来ないかとは思いますが、何を隠そう彼女こそが私の推しメンなのでございます。
AKB48は、東京・秋葉原にあるAKB48劇場で日替わりメンバーでほぼ毎日公演をしています。
公演では、その日に出演しているメンバーが一人ずつ自己紹介をするのですが、そこで名前の他にキャッチフレーズなどを言って自分をアピールします。
出身地や年齢、ニックネームなどを言うことが多いのですが、デビューして間もない頃から市川さんは、「フレッシュレモンになりたいの〜」という謎のキャッチフレーズ(振付け付き)を使い続けています。
芸能界の予備校とのコンセプトを持つAKB48プロジェクト、メンバーそれぞれに目標があります。
歌手になりたい、女優になりたい、モデルになりたい、などなど。
そんな中、彼女はフレッシュなレモンになりたい(レモンのような人ではなく果物の)と言い張りました。
かつて一世を風靡した「こりん星から来たゆうこりん」と同じ不思議ちゃん系天然キャラというキャラ付けの一種なのですが、それは、AKB48グループ随一の小柄な体格やほんわかした雰囲気とあいまって、強烈なインパクトをもたらしました。
その結果、AKB48グループ界隈での知名度は格段に上がりました。
AKB48グループのメンバーは全員公式にニックネームを持っています。
たかみな、こじはる、まゆゆ、などなど。
市川さんにもみおりんというニックネームがあるのですが、名前やニックネームよりも先に「フレッシュレモン」「レモンちゃん」と覚えられ、先輩などからもそう呼ばれるようになりました。
まずは自分の存在を知ってもらうことに成功したのです。
彼女は根っからの不思議ちゃんではありません。
本当はむしろ逆、とても真面目な女の子なんだと思います。
ずっと一緒に過ごしているメンバーも、ちょっと無理のあるキャラ付けだと思っているし、正直いちいち突っ込むのも面倒だったのかもしれません、そのうち「もう飽きた」「一発屋」「レモンだけじゃダメ」などと批判されることも増えました。
内輪での知名度は上がったものの、それ以上にはいまいちブレイクしない状態も続き、彼女は悩みます。
このまま続けていていいのだろうか、と。
おそらくレモンキャラは市川さん自身が感じている「本当の私」とは違います。
ですから、それを演じ続けるのはかなり疲れもするでしょう。
いまいちブレイクもしきれないし、批判までされてしまう。
だったらやめてしまった方がずっと楽です。
悩みながらも、結果的に彼女はこのキャラ付けをより徹底させる道を選ぶのですが。
実は、彼女のファンでもレモンキャラだからという理由で彼女を応援しているという人はあまりいないのではないかと思います。
というよりも、はっきり言ってしまえば、レモンキャラだけではファンは付かないでしょう。
レモンキャラはあくまで入口。
これをきっかけに彼女に注目し、彼女をより深く知っていくにつれ見えてくる彼女の人柄や振舞いやパフォーマンスなどに魅かれ、彼女を「一推し」に選んでいるのだと思うのです。
いつも真面目で一生懸命なところ。
アイドルに徹しようという姿勢。
ダイナミックでパワフルでシャープなダンス。
誠実で優しい人柄。
などなど。。。
レモンキャラの下に隠れたこの「本当の私」も、彼女が日々努力して磨き上げていったものです。
知ってもらい、興味を持ってもらい、選んでもらうための、彼女なりの工夫が詰まっています。
彼女がどんな努力と工夫をしてきたか、その一端を紹介すべく一度は具体的に書き連ねてみたのですが、ただでさえ長いこの文章がさらに倍くらいの長さになってしまったので、涙を飲んでばっさり削除。
ただ、そのくらいたくさんの努力と工夫を彼女はし続けました。
そうした日々の努力が認められ、昨年末あたりからバラエティ番組などに呼ばれることも増えてきました。
内輪では使い古されたレモンキャラですが、外ではまだまだ新鮮。
レモンキャラを活かしてそれなりに目立つことで、AKB48のファン以外の層に知ってもらえる機会も増えました。
私の周りでも、「NMB48の市川美織」は通じなくても、「AKBのレモンの子」と言えば「あー、あの子ね」とわかってもらえることが増えてきました。
もう「前回の総選挙で57位だった子を検索してね」などとお茶を濁さなくてもよくなってきたのです。
「レモンの上にも3年」
デビュー以来3年間、悩みながらも苦労を重ねながらも踏ん張って貫いてきた果実が、今ようやく実ろうとしています。
AKB48グループのリーダー的存在である高橋みなみさんは「努力は必ず報われる」と言います。
必ず報われるとは言えないんじゃないか、と思われる方も多いでしょう。
そう、確かに普通の努力ではなかなか報われません。
と言っても、それは、人並み以上にたくさんの努力をしなければならない、ということではありません。
自分自身が特別であるための努力が必要なんだ、ということなのです。
さらに言えば、特別であるための努力というのも、レモンキャラのような奇抜なことをしなければいけないわけでもありません。
市川さんにとってレモンキャラは一人でも多くの人に知ってもらうための入口。
まずはとにかく知ってもらえなければ何も始まりませんから、そのためには多少の無理もします。
そうして知ってもらって興味を持ってもらったら、そこでようやく日々磨き上げてきた個性を披露できて、それでやっと選んでもらえる。
彼女は、自分の個性を自信を持ってお勧めできるものに磨き上げていきます。
本当の勝負はそこでしているのだと思います。
同じ目標を目指すたくさんのライバルたちに埋もれずに自分を選んでもらうためには、人と違った何かキラリと光るものが必要です。
まず知ってもらい、さらに興味を持ってもらい、そして選んでもらう。
そのためには「あなたならでは」というものを見てもらわないといけないのです。
あなたの売りはなんでしょうか?
恋愛でも婚活でも仕事でも、これを作り磨いていくことが成功の第一歩なのかもしれません。
最後に。
私、AKB48グループと直接の関係は一切なく、ただの一ファンにすぎませんので、実情がどうなのかなどまったく知りません。
ただファンの立場から知りうることだけを元にこの記事を書いていますので、そういうものだと思って読んでいただけたら幸いです。
では、失礼いたします。
例によってAKB48のお話から。
こうしてAKB48の話を書いていると、「河合さんはAKBで誰が好きなの?」としきりに聞かれることになります。
ところが、私の「推しメン(特に応援しているメンバー)」は一般にはほとんど知られていません。
名前を言ったところで、相手の方も、聞いたこともない名前が飛び出してくるわけですから、どう反応していいか困ってしまうこと必至。
「ふーん」の後に微妙な沈黙が訪れることでしょう。
その場で彼女の魅力を存分に語って彼女のことを世間に知らしめたいという誘惑に駆られもするのですが、そんなことをしてもまず引かれてしまうでしょうから、ぐっと我慢します。
ということで、「前回(2013年)の総選挙で57位だった子だよ、検索してみてね」などと、相手がその場で反応しなくてもいい回答をしてお茶を濁しておりました。
AKB48は姉妹グループを合わせて300人ほどのメンバーを抱えています。
それだけいたら、よっぽどディープなファンでもない限り、全員の顔と名前を一致させるのは難しく、AKB48ファンにすら覚えてもらえないメンバーもごろごろいるというのが実情です。
私もさすがにグループ全員の顔と名前を一致させられる境地には達しておりません。
AKB48ファンにしてそんな具合ですから、特にファンでもない一般の方にまで知られているメンバーといったらほんの極々一部です。
メンバーも、埋れていても仕方ないですし、アイドルなんですから、自分を知ってもらいたい、応援してもらいたい、と望んでいるはずです。
運営も一人一人を売り出そうといろいろと努力しているのでしょうが、限られた経営リソースの中でのこと、300人全員を均等に売り出すこともできませんので、限られた有望なメンバーから表に出していくしかありません。
ということは、メンバー自身もただ待っていたらダメで、ほとんどのメンバーは自分から積極的に動いていかなければ埋れていく一方だということになります。
ある意味、アイドルとしてのスタートラインにすら立てないのです。
実際のところ、それを実感できていないメンバーも多いのではないかな、と感じています。
AKB48に入ることができて、他のメンバーと一緒に努力していれば、華やかなステージに立つことはできますから。
コンサートなどを見に行けば、みんな頑張ってるなー、というのはひしひし感じます。
でも、みんなが本当に頑張っている場だからこそ、他のメンバーと同じように努力しているだけでは埋れてしまうんですよね。
(最近は必ずしもステージに立てるわけではないという仕組みに変わったので、危機感を覚えるメンバーは以前よりは増えたかと思いますが。)
危機感を覚えても、だからと言ってどうしたらいいかわからない、というところで悩んでいるメンバーも多いでしょう。
実は、このようなことは、AKB48の中だけの特殊なことではありません。
恋愛や婚活でも、同じように恋人や結婚相手を求めて頑張っている人はたくさんいますから、埋れてしまったら選んでもらえません。
仕事でも、同僚や競合他社も同じように必死に努力していますから、埋れてしまったら自分がそこで働いている意味を見失ってしまうでしょう。
結果を出すためには、自分自身を自分自身の手で売り出していかなければ始まりすらしないのです。
そういう状況の中で、ある一人のメンバーがどうやって自分を知ってもらおうと努力しているかを書いてみようと思います。
ここで取り上げるのは、市川美織さん。
このブログをお読みの方のほとんどが名前を聞いてもピンと来ないかとは思いますが、何を隠そう彼女こそが私の推しメンなのでございます。
AKB48は、東京・秋葉原にあるAKB48劇場で日替わりメンバーでほぼ毎日公演をしています。
公演では、その日に出演しているメンバーが一人ずつ自己紹介をするのですが、そこで名前の他にキャッチフレーズなどを言って自分をアピールします。
出身地や年齢、ニックネームなどを言うことが多いのですが、デビューして間もない頃から市川さんは、「フレッシュレモンになりたいの〜」という謎のキャッチフレーズ(振付け付き)を使い続けています。
芸能界の予備校とのコンセプトを持つAKB48プロジェクト、メンバーそれぞれに目標があります。
歌手になりたい、女優になりたい、モデルになりたい、などなど。
そんな中、彼女はフレッシュなレモンになりたい(レモンのような人ではなく果物の)と言い張りました。
かつて一世を風靡した「こりん星から来たゆうこりん」と同じ不思議ちゃん系天然キャラというキャラ付けの一種なのですが、それは、AKB48グループ随一の小柄な体格やほんわかした雰囲気とあいまって、強烈なインパクトをもたらしました。
その結果、AKB48グループ界隈での知名度は格段に上がりました。
AKB48グループのメンバーは全員公式にニックネームを持っています。
たかみな、こじはる、まゆゆ、などなど。
市川さんにもみおりんというニックネームがあるのですが、名前やニックネームよりも先に「フレッシュレモン」「レモンちゃん」と覚えられ、先輩などからもそう呼ばれるようになりました。
まずは自分の存在を知ってもらうことに成功したのです。
彼女は根っからの不思議ちゃんではありません。
本当はむしろ逆、とても真面目な女の子なんだと思います。
ずっと一緒に過ごしているメンバーも、ちょっと無理のあるキャラ付けだと思っているし、正直いちいち突っ込むのも面倒だったのかもしれません、そのうち「もう飽きた」「一発屋」「レモンだけじゃダメ」などと批判されることも増えました。
内輪での知名度は上がったものの、それ以上にはいまいちブレイクしない状態も続き、彼女は悩みます。
このまま続けていていいのだろうか、と。
おそらくレモンキャラは市川さん自身が感じている「本当の私」とは違います。
ですから、それを演じ続けるのはかなり疲れもするでしょう。
いまいちブレイクもしきれないし、批判までされてしまう。
だったらやめてしまった方がずっと楽です。
悩みながらも、結果的に彼女はこのキャラ付けをより徹底させる道を選ぶのですが。
実は、彼女のファンでもレモンキャラだからという理由で彼女を応援しているという人はあまりいないのではないかと思います。
というよりも、はっきり言ってしまえば、レモンキャラだけではファンは付かないでしょう。
レモンキャラはあくまで入口。
これをきっかけに彼女に注目し、彼女をより深く知っていくにつれ見えてくる彼女の人柄や振舞いやパフォーマンスなどに魅かれ、彼女を「一推し」に選んでいるのだと思うのです。
いつも真面目で一生懸命なところ。
アイドルに徹しようという姿勢。
ダイナミックでパワフルでシャープなダンス。
誠実で優しい人柄。
などなど。。。
レモンキャラの下に隠れたこの「本当の私」も、彼女が日々努力して磨き上げていったものです。
知ってもらい、興味を持ってもらい、選んでもらうための、彼女なりの工夫が詰まっています。
彼女がどんな努力と工夫をしてきたか、その一端を紹介すべく一度は具体的に書き連ねてみたのですが、ただでさえ長いこの文章がさらに倍くらいの長さになってしまったので、涙を飲んでばっさり削除。
ただ、そのくらいたくさんの努力と工夫を彼女はし続けました。
そうした日々の努力が認められ、昨年末あたりからバラエティ番組などに呼ばれることも増えてきました。
内輪では使い古されたレモンキャラですが、外ではまだまだ新鮮。
レモンキャラを活かしてそれなりに目立つことで、AKB48のファン以外の層に知ってもらえる機会も増えました。
私の周りでも、「NMB48の市川美織」は通じなくても、「AKBのレモンの子」と言えば「あー、あの子ね」とわかってもらえることが増えてきました。
もう「前回の総選挙で57位だった子を検索してね」などとお茶を濁さなくてもよくなってきたのです。
「レモンの上にも3年」
デビュー以来3年間、悩みながらも苦労を重ねながらも踏ん張って貫いてきた果実が、今ようやく実ろうとしています。
AKB48グループのリーダー的存在である高橋みなみさんは「努力は必ず報われる」と言います。
必ず報われるとは言えないんじゃないか、と思われる方も多いでしょう。
そう、確かに普通の努力ではなかなか報われません。
と言っても、それは、人並み以上にたくさんの努力をしなければならない、ということではありません。
自分自身が特別であるための努力が必要なんだ、ということなのです。
さらに言えば、特別であるための努力というのも、レモンキャラのような奇抜なことをしなければいけないわけでもありません。
市川さんにとってレモンキャラは一人でも多くの人に知ってもらうための入口。
まずはとにかく知ってもらえなければ何も始まりませんから、そのためには多少の無理もします。
そうして知ってもらって興味を持ってもらったら、そこでようやく日々磨き上げてきた個性を披露できて、それでやっと選んでもらえる。
彼女は、自分の個性を自信を持ってお勧めできるものに磨き上げていきます。
本当の勝負はそこでしているのだと思います。
同じ目標を目指すたくさんのライバルたちに埋もれずに自分を選んでもらうためには、人と違った何かキラリと光るものが必要です。
まず知ってもらい、さらに興味を持ってもらい、そして選んでもらう。
そのためには「あなたならでは」というものを見てもらわないといけないのです。
あなたの売りはなんでしょうか?
恋愛でも婚活でも仕事でも、これを作り磨いていくことが成功の第一歩なのかもしれません。
最後に。
私、AKB48グループと直接の関係は一切なく、ただの一ファンにすぎませんので、実情がどうなのかなどまったく知りません。
ただファンの立場から知りうることだけを元にこの記事を書いていますので、そういうものだと思って読んでいただけたら幸いです。
では、失礼いたします。
2013年09月13日
瞳の中のセンター
こんにちは、カウンセリングサービスの河合一孝です。
AKB48シリーズ引き続き、です。
AKB48には毎年恒例となっている選抜総選挙というイベントがあります。
AKB48グループは、国内だけでも全部で250人を超すメンバーを抱えています。
この全員で同じ曲を歌い踊るとなるとさすがに人数が多すぎて収拾がつきません。
ということで、曲ごとに選ばれた何人かのメンバーが代表して歌うわけです。
シングル曲を発売する場合も、都度その曲を歌うメンバーが選抜されるわけですが、当然のことながら通常この選抜は運営が行います。
ところが、この選抜総選挙というのは、年に一回、これをファン投票で決めてしまおう、というイベントなのです。
メンバーも、自分の人気が数字となってはっきり出てしまいますから、ここで結果を出せるよう一年間必死で頑張ります。
ファンも、お気に入りのメンバーを選抜入りさせるべく、選抜入りできなくても少しでも上の順位に押し上げてともに喜ぶべく、必死になって投票します。
言ってしまえばただの人気投票なのですが、メンバーにとってもファンにとってもただの人気投票では済ますことができない、熱いイベントなのです。
さて、その選抜総選挙、今年もこの6月に行われました。
シングル曲の選抜メンバーはグループ総勢250人の中のたった16人。
64位まで発表されたのですが(3/4のメンバーには順位が付きすらしないのです!)、カウントダウン式でメンバーの名前が呼ばれるごとに、悲喜こもごものドラマがありました。
この一年の頑張りが報われて昨年より順位を上げることができたメンバーが喜びの表情とともに更なる躍進を誓えば、頑張りが通じずに順位を落としてしまったメンバーも悔しさをこらえてファンへの感謝を述べます。
そんな中、今回の選挙で躍進し、初めてAKB48のシングル曲選抜メンバーに入ることができた須田亜香里さんがこんなコメントを残しました。
「(劇場公演では)私はステージの一番隅が自分のポジションです。3年半ずっとそのポジションでも私を見つけてくださる方がいて、私をみなさんの瞳の中のセンターにしてくれたから、こうやって前に進むことができて…。」
劇場公演でも人気メンバーがステージの中央に立ちます。
でも、隅の目立たないところにいる私を応援してくれる人たちがいる。
その人たちが応援してくれたから、私は頑張れた。
今回の選抜総選挙の結果、シングル曲『恋するフォーチュンクッキー』のセンターポジションには1位になった指原莉乃さんが立つことになりました。
選抜ぎりぎり16位の須田さんのポジションは、やはり一番後ろの一番隅です。
それでも、彼女のファンの視線は彼女を追いかけます。
彼女のファンの瞳の中では常に彼女がセンターにいるのです。
その自覚があるからなのでしょうね。
選抜メンバーでテレビに出てトークをしていても、もっと人気があり名前も売れている他のメンバーが目立つ位置にいて、須田さんはやはりひな壇の一番後ろの一番隅です。
画面にもめったに映りませんし、喋る機会もほとんどありません。
それでも、彼女は一生懸命話を聞いて、空回りも厭わず全力でリアクションを取り続けます。
どんなに目立たないところにいても、常に一生懸命で気も手も抜いていません。
だって、どこにいても見ていてくれる人がいるのだから。
批判する人たちもいます。
でも、応援してくれる人たちもいます。
その人たちのために、彼女は頑張ります。
そして、そうやって頑張っている彼女を見て、彼女のファンはますます彼女を応援するのでしょう。
私、この夏の5大ドームツアーとして行われたコンサートに2回ほど行ってまいりました。
2回とも残念ながらアリーナ席は取れずにスタンド席だったのですが、スタンド席だとステージなどはるか遠く、メンバーは豆粒ほどにしか見えません。
もちろんモニターもあって、ステージの様子を大きく映してくれていますから、遠くからでもステージの様子はよくわかります。
ですが、モニターに映るのは人気メンバーばかりです。
私が特に応援しているのはそれほど人気がないメンバーですので、モニターにもめったに映りません。
が、そんなことは最初から予想済み。
しっかり持参しておりますオペラグラスでそのメンバーの姿を探します。
彼女は、身体はとても小さいのですが常に全力で大きく踊っていますので、すぐにわかります。
さくっと見つけて出番の間ずっとオペラグラスでその子を追いかけます。
オペラグラスのセンターにはずっと彼女です。
彼女も人気メンバーではないので、須田さん同様いつも目立たないポジションなのですが、それでも常に一生懸命で気も手も抜きません。
テレビなどにもめったに出られないのですが、ごく稀に出ることがあってもやはりひな壇の後方が指定席です。
それでもいつも笑顔を崩さずに話を真剣に聞いてニコニコ頷いています。
そんな真面目で頑張り屋のところが大好きなのですが、オペラグラスのセンターにずっと据えていても、期待をまったく裏切らず、人一倍の一生懸命さを見せ続けてくれました。
250人の中に紛れてしまって、誰も見ていないかもしれないのに。
そして、こんなに一生懸命踊り続けても、さほど報われてもいないのに。
それでも頑張り続けている彼女の姿を見て、「僕ももっと頑張らなきゃな」と励まされ、また「彼女をもっと応援しよう」と想いを強くしたのです。
こういうことは、アイドルの世界だけにあることではありません。
今もどこかであなたを見て応援してくれている人がいるかもしれないのです。
もしかしたらあなたも目立たないところで一人頑張っているのかもしれません。
そんなあなたを見付け、認め、愛してくれる人が、いつどこにいてもおかしくはないのです。
仕事面でも、恋愛面でも、友情の面でも、その他どんな場面でも。
遠くで(こんなに熱烈に)応援している私の姿がそのメンバーに見えないように、あなたを応援している人の姿もあなたにはまったく見えないかもしれません。
それでも、ずっと隅で踊っていた須田さんが選抜メンバーに入ることができたように、あなたにとってもそういう人たちの積み重ねが花開くときが来ないとは言い切れません。
もちろん常に一生懸命さを見せ続けることだけが正解ではありません。
あくまでこれは例として挙げた彼女たちの個性。
AKB48グループ250名、それぞれ違った個性を持っています。
本人は一生懸命なのにやる気がないように見られ、「省エネダンス」だとか「ぽんこつ」だとか「塩対応」だとか揶揄されるメンバーもいます。
それでも、ちゃんとファンは付いています。
それぞれの個性に惹かれ、それぞれにファンが付いています。
誰にも応援されていない人なんていません。
彼女たちが見せてくれるそれぞれの個性の中で、ファン一人一人がそれぞれに好みの個性を見付け、応援しているのです。
あなたの個性を見付け、認め、愛してくれる人が、まさに今あなたの目の前にいるかもしれません。
そのチャンスを逃していませんか?
私の応援しているメンバーがどこかで語っていましたが、彼女は家を出たところから「アイドルモード」なのだそうです。
ということは、外ではずっと気を張っているということ。
途轍もなく疲れるでしょうね。
でも、そんなことは微塵も見せずにいつも一生懸命、そしてニコニコしています。
ファンの贔屓目かもしれませんが、彼女がしているだけの努力が報われているとはとても思えません。
もっと報われていいのに、もっと人気が出てもいいのに。
ずっとそう思っています。
これだけ努力してもさほど報われていないとしたら、悩むこともあるでしょう。
へとへとになるくらい疲れを感じて、くじけそうにもなるでしょう。
私はダメなのかと、不安に打ちのめされそうにもなるでしょう。
彼女たちも特別強い人間だというわけではありません。
20歳そこそこの普通の女の子なのです。
それにも関わらず、彼女たちはどうしてそんなに頑張り続けられるのでしょう。
アイドルとしての成功のために、彼女たちは頑張るのかもしれません。
アイドルとしての意地で、彼女たちは頑張るのかもしれません。
応援してくれている人たちに応えたくて、彼女たちは頑張るのかもしれません。
それがなんなのかはそれぞれでしょうが、いずれにしても彼女たちは頑張るに足りる理由を心の中に持っています。
そのなにかを信じて、彼女たちはひたすらに頑張っています。
そんな彼女たちは、とても輝いています。
私たちファンは、その姿を見て、励まされ、癒され、もっと応援したくなるのです。
今もどこかであなたを見て応援してくれている人がいるかもしれません。
あなたも、誰かの瞳の中でセンターに立っています。
瞳の中のセンターで、あなたはどんな姿を見てもらうのでしょうか。
最後に。
私、AKB48グループと直接の関係は一切なく、ただの一ファンにすぎませんので、実情がどうなのかなどまったく知りません。
ただファンの立場から知りうることだけを元にこの記事を書いていますので、そういうものだと思って読んでいただけたら幸いです。
今回も長々と書いたにも関わらず最後まで読んでいただいて、ありがとうございます。
では、失礼いたします。
AKB48シリーズ引き続き、です。
AKB48には毎年恒例となっている選抜総選挙というイベントがあります。
AKB48グループは、国内だけでも全部で250人を超すメンバーを抱えています。
この全員で同じ曲を歌い踊るとなるとさすがに人数が多すぎて収拾がつきません。
ということで、曲ごとに選ばれた何人かのメンバーが代表して歌うわけです。
シングル曲を発売する場合も、都度その曲を歌うメンバーが選抜されるわけですが、当然のことながら通常この選抜は運営が行います。
ところが、この選抜総選挙というのは、年に一回、これをファン投票で決めてしまおう、というイベントなのです。
メンバーも、自分の人気が数字となってはっきり出てしまいますから、ここで結果を出せるよう一年間必死で頑張ります。
ファンも、お気に入りのメンバーを選抜入りさせるべく、選抜入りできなくても少しでも上の順位に押し上げてともに喜ぶべく、必死になって投票します。
言ってしまえばただの人気投票なのですが、メンバーにとってもファンにとってもただの人気投票では済ますことができない、熱いイベントなのです。
さて、その選抜総選挙、今年もこの6月に行われました。
シングル曲の選抜メンバーはグループ総勢250人の中のたった16人。
64位まで発表されたのですが(3/4のメンバーには順位が付きすらしないのです!)、カウントダウン式でメンバーの名前が呼ばれるごとに、悲喜こもごものドラマがありました。
この一年の頑張りが報われて昨年より順位を上げることができたメンバーが喜びの表情とともに更なる躍進を誓えば、頑張りが通じずに順位を落としてしまったメンバーも悔しさをこらえてファンへの感謝を述べます。
そんな中、今回の選挙で躍進し、初めてAKB48のシングル曲選抜メンバーに入ることができた須田亜香里さんがこんなコメントを残しました。
「(劇場公演では)私はステージの一番隅が自分のポジションです。3年半ずっとそのポジションでも私を見つけてくださる方がいて、私をみなさんの瞳の中のセンターにしてくれたから、こうやって前に進むことができて…。」
劇場公演でも人気メンバーがステージの中央に立ちます。
でも、隅の目立たないところにいる私を応援してくれる人たちがいる。
その人たちが応援してくれたから、私は頑張れた。
今回の選抜総選挙の結果、シングル曲『恋するフォーチュンクッキー』のセンターポジションには1位になった指原莉乃さんが立つことになりました。
選抜ぎりぎり16位の須田さんのポジションは、やはり一番後ろの一番隅です。
それでも、彼女のファンの視線は彼女を追いかけます。
彼女のファンの瞳の中では常に彼女がセンターにいるのです。
その自覚があるからなのでしょうね。
選抜メンバーでテレビに出てトークをしていても、もっと人気があり名前も売れている他のメンバーが目立つ位置にいて、須田さんはやはりひな壇の一番後ろの一番隅です。
画面にもめったに映りませんし、喋る機会もほとんどありません。
それでも、彼女は一生懸命話を聞いて、空回りも厭わず全力でリアクションを取り続けます。
どんなに目立たないところにいても、常に一生懸命で気も手も抜いていません。
だって、どこにいても見ていてくれる人がいるのだから。
批判する人たちもいます。
でも、応援してくれる人たちもいます。
その人たちのために、彼女は頑張ります。
そして、そうやって頑張っている彼女を見て、彼女のファンはますます彼女を応援するのでしょう。
私、この夏の5大ドームツアーとして行われたコンサートに2回ほど行ってまいりました。
2回とも残念ながらアリーナ席は取れずにスタンド席だったのですが、スタンド席だとステージなどはるか遠く、メンバーは豆粒ほどにしか見えません。
もちろんモニターもあって、ステージの様子を大きく映してくれていますから、遠くからでもステージの様子はよくわかります。
ですが、モニターに映るのは人気メンバーばかりです。
私が特に応援しているのはそれほど人気がないメンバーですので、モニターにもめったに映りません。
が、そんなことは最初から予想済み。
しっかり持参しておりますオペラグラスでそのメンバーの姿を探します。
彼女は、身体はとても小さいのですが常に全力で大きく踊っていますので、すぐにわかります。
さくっと見つけて出番の間ずっとオペラグラスでその子を追いかけます。
オペラグラスのセンターにはずっと彼女です。
彼女も人気メンバーではないので、須田さん同様いつも目立たないポジションなのですが、それでも常に一生懸命で気も手も抜きません。
テレビなどにもめったに出られないのですが、ごく稀に出ることがあってもやはりひな壇の後方が指定席です。
それでもいつも笑顔を崩さずに話を真剣に聞いてニコニコ頷いています。
そんな真面目で頑張り屋のところが大好きなのですが、オペラグラスのセンターにずっと据えていても、期待をまったく裏切らず、人一倍の一生懸命さを見せ続けてくれました。
250人の中に紛れてしまって、誰も見ていないかもしれないのに。
そして、こんなに一生懸命踊り続けても、さほど報われてもいないのに。
それでも頑張り続けている彼女の姿を見て、「僕ももっと頑張らなきゃな」と励まされ、また「彼女をもっと応援しよう」と想いを強くしたのです。
こういうことは、アイドルの世界だけにあることではありません。
今もどこかであなたを見て応援してくれている人がいるかもしれないのです。
もしかしたらあなたも目立たないところで一人頑張っているのかもしれません。
そんなあなたを見付け、認め、愛してくれる人が、いつどこにいてもおかしくはないのです。
仕事面でも、恋愛面でも、友情の面でも、その他どんな場面でも。
遠くで(こんなに熱烈に)応援している私の姿がそのメンバーに見えないように、あなたを応援している人の姿もあなたにはまったく見えないかもしれません。
それでも、ずっと隅で踊っていた須田さんが選抜メンバーに入ることができたように、あなたにとってもそういう人たちの積み重ねが花開くときが来ないとは言い切れません。
もちろん常に一生懸命さを見せ続けることだけが正解ではありません。
あくまでこれは例として挙げた彼女たちの個性。
AKB48グループ250名、それぞれ違った個性を持っています。
本人は一生懸命なのにやる気がないように見られ、「省エネダンス」だとか「ぽんこつ」だとか「塩対応」だとか揶揄されるメンバーもいます。
それでも、ちゃんとファンは付いています。
それぞれの個性に惹かれ、それぞれにファンが付いています。
誰にも応援されていない人なんていません。
彼女たちが見せてくれるそれぞれの個性の中で、ファン一人一人がそれぞれに好みの個性を見付け、応援しているのです。
あなたの個性を見付け、認め、愛してくれる人が、まさに今あなたの目の前にいるかもしれません。
そのチャンスを逃していませんか?
私の応援しているメンバーがどこかで語っていましたが、彼女は家を出たところから「アイドルモード」なのだそうです。
ということは、外ではずっと気を張っているということ。
途轍もなく疲れるでしょうね。
でも、そんなことは微塵も見せずにいつも一生懸命、そしてニコニコしています。
ファンの贔屓目かもしれませんが、彼女がしているだけの努力が報われているとはとても思えません。
もっと報われていいのに、もっと人気が出てもいいのに。
ずっとそう思っています。
これだけ努力してもさほど報われていないとしたら、悩むこともあるでしょう。
へとへとになるくらい疲れを感じて、くじけそうにもなるでしょう。
私はダメなのかと、不安に打ちのめされそうにもなるでしょう。
彼女たちも特別強い人間だというわけではありません。
20歳そこそこの普通の女の子なのです。
それにも関わらず、彼女たちはどうしてそんなに頑張り続けられるのでしょう。
アイドルとしての成功のために、彼女たちは頑張るのかもしれません。
アイドルとしての意地で、彼女たちは頑張るのかもしれません。
応援してくれている人たちに応えたくて、彼女たちは頑張るのかもしれません。
それがなんなのかはそれぞれでしょうが、いずれにしても彼女たちは頑張るに足りる理由を心の中に持っています。
そのなにかを信じて、彼女たちはひたすらに頑張っています。
そんな彼女たちは、とても輝いています。
私たちファンは、その姿を見て、励まされ、癒され、もっと応援したくなるのです。
今もどこかであなたを見て応援してくれている人がいるかもしれません。
あなたも、誰かの瞳の中でセンターに立っています。
瞳の中のセンターで、あなたはどんな姿を見てもらうのでしょうか。
最後に。
私、AKB48グループと直接の関係は一切なく、ただの一ファンにすぎませんので、実情がどうなのかなどまったく知りません。
ただファンの立場から知りうることだけを元にこの記事を書いていますので、そういうものだと思って読んでいただけたら幸いです。
今回も長々と書いたにも関わらず最後まで読んでいただいて、ありがとうございます。
では、失礼いたします。
2013年09月05日
成功への怖れ
こんにちは、カウンセリングサービスの河合一孝です。
前回AKB48メンバーの卒業に触れましたが、卒業といえば昨年末から今年頭にかけてはもう一つ気になったことがありました。
AKB48の姉妹グループSKE48での大量卒業です。
SKE48といえば、昨年末のNHK紅白歌合戦では、AKB48グループの一員としてだけではなく、SKE48名義での単独出場も果たし、名古屋のローカルアイドルから全国区のアイドルへと大きな一歩を踏み出したところでした。
そんな矢先にトップクラスの主力メンバーを含む10名ほどが相次いで卒業を決めたのです。
芸能界での華々しい活躍を夢見てSKE48に加入し、夢に向かってかなりの努力を積み重ねてきたことでしょう。
そんな努力が一つの実を結ばんとする、まさにそんなタイミングでのことでした。
「よりによって今辞める?」という感じです。
せっかくそれまであんなに頑張ってきたのに、どうしてこのタイミングで彼女たちは卒業という道を選んだのでしょうか。
彼女たちの意識としては、それぞれの理由があったでしょう。
ここでできることはもう十分やった、という想いがあったかもしれません。
別の道に進みたい、他のことがしたい、という気持ちが止められなくなったのかもしれません。
これ以上のことは私にはできない、ここには私の居場所はない、と感じてしまったのかもしれません。
運営の方針が希望と合わなかった、という話も聞きます。
彼女たちそれぞれが感じている理由に、もちろん間違いはありません。
前回も書きましたが、彼女たちが卒業を決めるのは簡単なことではないでしょう。
きっと相当に悩み考えた末の結論だったのだと思います。
ただ、彼女たちがあえてこのタイミングでの卒業を決めたのには、彼女たちが意識していたそれぞれの理由だけではなく、さらにその下には、無意識のレベルだと思いますが、「成功への怖れ」があったのではないかな、と考えています。
意外に思われるかもしれませんが、人間は成功することや夢が叶うことを結構怖がっています。
その元には「成功したら次に必ず失敗する」という間違った信念、または「成功しても維持できない」という自信のなさがあります。
例えば、「恋人が欲しい」と望んでいても、心のどこかで「でも私なんかどうせすぐ振られるんだろうな」と信じてしまっていることがあります。
どうせ振られるのなら、最初から恋も成就なんてしない方が、振られたときのショックを受けなくて済むのです。
絶対に振られないと保証できる唯一の方法は、恋人を作らないことです。
だから、自信がないと、失恋のショックから身を守るために「恋人が欲しい」という夢が叶わないことを心の奥で望んでしまうのです。
また、夢が叶うということは目標がなくなるということでもあります。
本当は夢が叶った瞬間がスタート、そこから「夢にまで見た人生」が始まるのですが、どうも私たちは夢が叶った瞬間をゴールと感じてしまいがちです。
夢を追って走っているときというのは、結構充実感があるんですね。
その充実感が失われてしまうことで、なにか空虚な感覚を感じてしまうことがよくあります。
例えば、釣った魚に餌をやらないタイプの人がいます。
お気に入りの彼女を手に入れるまでは必死でアプローチし、彼女の気持ちを汲み、彼女の願いを叶え、彼女に優しくしていたのが、彼女が「Yes」と答えた瞬間に、それまでの熱意が嘘のようにぞんざいな扱いをするようになってしまう。
夢が叶った瞬間に安心してしまい、熱意が死んでしまうんですね。
例えば、大好きな趣味があり、いつかはこれを仕事にできたらいいなと願っている人がいます。
あまりにも楽しくて没頭していたら、認められ、それでお金を稼げるようになった。
趣味を仕事にすることができた。
ところが、仕事にした途端、大好きだったはずのことがつまらなくなってしまった。
そんなこともよくあります。
「夢が叶ったはずなのにどうも楽しくない」と感じること、ありませんか?
夢を追っていたときの方がずっと充実していた。
この空虚感を感じたくなければ、夢は叶わない方がいいのです。
さらに、成功に近付くにつれて、最初に夢見ていたこととは違う現実が見えてきます。
例えば、大好きな人と結婚できたとしても、関わりが密になった分これまで見えなかった相手の欠点も気になるようになるかもしれません。
違う環境で育ってきた他人同士が一緒に暮らすわけですから、いろいろなところでやり方の違いが露わになって、喧嘩になることもあるでしょう。
例えば、憧れの職業に就くことができたとしても、仕事ですから、輝かしく楽しい面だけではありません。
苦しいこともたくさんあるでしょうし、意に沿わないことをしなければいけないときもあるでしょう。
夢見ていた頃には想像もしなかったような苦労を背負わなければいけない。
それを引き受けて乗り越えていくことでさらなる成功に進んでいけるのですが、そこにチャレンジし続ける自信がないと、「こんなはずではなかった」という幻滅とともに、あんなに一緒になりたかった相手と別れてしまったり、あんなに就きたかった仕事をやめてしまったり、と夢を諦めてしまうのです。
このように、無意識のうちに、成功の裏にある様々な問題を私たちは怖れ、成功の喜びを遠ざけてしまいます。
逆に言えば、これらの問題をしっかりと引き受けることができたとき、私たちは更なる成功を手に入れることができるのです。
よりによってという感もあるあのタイミングでのSKE48からの大量卒業の裏には、こういった要素もあったのではないかな、と推測しています。
成功からの怖れが一因と言うと、彼女たちは成功から逃げたとかプレッシャーに負けたとか、ネガティブなイメージを持たれるかもしれません。
ですが、前回も書いたように、彼女たちが卒業を決めるのは、それはそれで大変な覚悟のいることなのです。
彼女たちは、ここではない別の場所での成功を目指し、より自分に合った道を探し歩き始めることを選びました。
その選択と、新たな場所での大成功を、応援したく思います。
最後に。
私、AKB48グループと直接の関係は一切なく、ただの一ファンにすぎませんので、実情がどうなのかなどまったく知りません。
ただファンの立場から知りうることだけを元にこの記事を書いていますので、そういうものだと思って読んでいただけたら幸いです。
では、失礼いたします。
前回AKB48メンバーの卒業に触れましたが、卒業といえば昨年末から今年頭にかけてはもう一つ気になったことがありました。
AKB48の姉妹グループSKE48での大量卒業です。
SKE48といえば、昨年末のNHK紅白歌合戦では、AKB48グループの一員としてだけではなく、SKE48名義での単独出場も果たし、名古屋のローカルアイドルから全国区のアイドルへと大きな一歩を踏み出したところでした。
そんな矢先にトップクラスの主力メンバーを含む10名ほどが相次いで卒業を決めたのです。
芸能界での華々しい活躍を夢見てSKE48に加入し、夢に向かってかなりの努力を積み重ねてきたことでしょう。
そんな努力が一つの実を結ばんとする、まさにそんなタイミングでのことでした。
「よりによって今辞める?」という感じです。
せっかくそれまであんなに頑張ってきたのに、どうしてこのタイミングで彼女たちは卒業という道を選んだのでしょうか。
彼女たちの意識としては、それぞれの理由があったでしょう。
ここでできることはもう十分やった、という想いがあったかもしれません。
別の道に進みたい、他のことがしたい、という気持ちが止められなくなったのかもしれません。
これ以上のことは私にはできない、ここには私の居場所はない、と感じてしまったのかもしれません。
運営の方針が希望と合わなかった、という話も聞きます。
彼女たちそれぞれが感じている理由に、もちろん間違いはありません。
前回も書きましたが、彼女たちが卒業を決めるのは簡単なことではないでしょう。
きっと相当に悩み考えた末の結論だったのだと思います。
ただ、彼女たちがあえてこのタイミングでの卒業を決めたのには、彼女たちが意識していたそれぞれの理由だけではなく、さらにその下には、無意識のレベルだと思いますが、「成功への怖れ」があったのではないかな、と考えています。
意外に思われるかもしれませんが、人間は成功することや夢が叶うことを結構怖がっています。
その元には「成功したら次に必ず失敗する」という間違った信念、または「成功しても維持できない」という自信のなさがあります。
例えば、「恋人が欲しい」と望んでいても、心のどこかで「でも私なんかどうせすぐ振られるんだろうな」と信じてしまっていることがあります。
どうせ振られるのなら、最初から恋も成就なんてしない方が、振られたときのショックを受けなくて済むのです。
絶対に振られないと保証できる唯一の方法は、恋人を作らないことです。
だから、自信がないと、失恋のショックから身を守るために「恋人が欲しい」という夢が叶わないことを心の奥で望んでしまうのです。
また、夢が叶うということは目標がなくなるということでもあります。
本当は夢が叶った瞬間がスタート、そこから「夢にまで見た人生」が始まるのですが、どうも私たちは夢が叶った瞬間をゴールと感じてしまいがちです。
夢を追って走っているときというのは、結構充実感があるんですね。
その充実感が失われてしまうことで、なにか空虚な感覚を感じてしまうことがよくあります。
例えば、釣った魚に餌をやらないタイプの人がいます。
お気に入りの彼女を手に入れるまでは必死でアプローチし、彼女の気持ちを汲み、彼女の願いを叶え、彼女に優しくしていたのが、彼女が「Yes」と答えた瞬間に、それまでの熱意が嘘のようにぞんざいな扱いをするようになってしまう。
夢が叶った瞬間に安心してしまい、熱意が死んでしまうんですね。
例えば、大好きな趣味があり、いつかはこれを仕事にできたらいいなと願っている人がいます。
あまりにも楽しくて没頭していたら、認められ、それでお金を稼げるようになった。
趣味を仕事にすることができた。
ところが、仕事にした途端、大好きだったはずのことがつまらなくなってしまった。
そんなこともよくあります。
「夢が叶ったはずなのにどうも楽しくない」と感じること、ありませんか?
夢を追っていたときの方がずっと充実していた。
この空虚感を感じたくなければ、夢は叶わない方がいいのです。
さらに、成功に近付くにつれて、最初に夢見ていたこととは違う現実が見えてきます。
例えば、大好きな人と結婚できたとしても、関わりが密になった分これまで見えなかった相手の欠点も気になるようになるかもしれません。
違う環境で育ってきた他人同士が一緒に暮らすわけですから、いろいろなところでやり方の違いが露わになって、喧嘩になることもあるでしょう。
例えば、憧れの職業に就くことができたとしても、仕事ですから、輝かしく楽しい面だけではありません。
苦しいこともたくさんあるでしょうし、意に沿わないことをしなければいけないときもあるでしょう。
夢見ていた頃には想像もしなかったような苦労を背負わなければいけない。
それを引き受けて乗り越えていくことでさらなる成功に進んでいけるのですが、そこにチャレンジし続ける自信がないと、「こんなはずではなかった」という幻滅とともに、あんなに一緒になりたかった相手と別れてしまったり、あんなに就きたかった仕事をやめてしまったり、と夢を諦めてしまうのです。
このように、無意識のうちに、成功の裏にある様々な問題を私たちは怖れ、成功の喜びを遠ざけてしまいます。
逆に言えば、これらの問題をしっかりと引き受けることができたとき、私たちは更なる成功を手に入れることができるのです。
よりによってという感もあるあのタイミングでのSKE48からの大量卒業の裏には、こういった要素もあったのではないかな、と推測しています。
成功からの怖れが一因と言うと、彼女たちは成功から逃げたとかプレッシャーに負けたとか、ネガティブなイメージを持たれるかもしれません。
ですが、前回も書いたように、彼女たちが卒業を決めるのは、それはそれで大変な覚悟のいることなのです。
彼女たちは、ここではない別の場所での成功を目指し、より自分に合った道を探し歩き始めることを選びました。
その選択と、新たな場所での大成功を、応援したく思います。
最後に。
私、AKB48グループと直接の関係は一切なく、ただの一ファンにすぎませんので、実情がどうなのかなどまったく知りません。
ただファンの立場から知りうることだけを元にこの記事を書いていますので、そういうものだと思って読んでいただけたら幸いです。
では、失礼いたします。
2013年08月26日
変化のために
こんにちは、カウンセリングサービスの河合一孝です。
久し振りのブログアップでいきなりのカミングアウトですが、私、アイドルグループAKB48を応援しております。
そのAKB48、真夏のドームツアーと称して福岡・札幌・大阪・名古屋・東京の各ドームを回っておりましたが、そのドームツアーも昨日千秋楽を迎えました。
このツアーでは、AKB48を黎明期から支えてきた3人の初期メンバーの卒業セレモニーが行われました。
一ファンとしても一つの時代が閉じていく寂しさを感じていますが、本人たちにとってはそんなものではなく、青春のほとんどを捧げた場所からの卒業を決めるのは本当に大変な決意が必要だったことでしょう。
ずっと一緒にやってきた仲間、見知った場所、築き上げた実績と立場、こうしたものから離れる寂しさや、新しいステージに立つ不安など、並大抵のものではないでしょう。
でも、そうした寂しさや不安を乗り越えて、彼女たちは卒業を決意しました。
AKB48では、しばらく前から世代交代が叫ばれています。
1年前に不動のセンターとしてグループを引っ張っていた前田敦子さんが卒業し、それから世代交代の動きが加速しました。
世代交代を見越した人事異動も行われ、それをきっかけにして多くのメンバーがAKB48を離れ、新しい人生に向かって一歩を踏み出しました。
そして、入れ替わるように新しい世代のメンバーが前に出てきて、中心を担うようになってきました。
AKB48は着実に変化しているのです。
そんな動きの中、多くのメンバーは感じたはずです。
「このままではいけない。自分も変わらなければいけない。」と。
昔からのメンバーも、何もしなければ新しい世代に抜かれてしまいます。
新しい世代のメンバーでも、何もしなければ他の同世代のメンバーに置いていかれてしまいます。
だから、なんとかしなければいけない。
ところが、「なんとかしなければいけない」と考えてはいても、実際になんとかすることなんてなかなかできないというのが人間というもの。
なんとかってどうしたらいいかもわからないし、上で書いたような寂しさや不安を越えて今あるものを手放して新しい場所に歩き出すのは、かなり大変なのです。
そんなとき、人間の心は、「動かなければいけない」と考えている思考と「動くのも不安」と感じている感情を一致させるために、勝手に様々な出来事を引き起こします。
その一例がスキャンダル。
アイドルである彼女たちにとって、スキャンダルは致命的です。
以前のAKB48では、スキャンダルの発覚はAKB48としての活動を辞めなければいけないような大問題でした。
今はそれほどでもありませんが、それでもファンからのイメージも本人の意識も変わらざるを得ない大きな事件ではあるでしょう。
実際にこの一年、多くのメンバーのスキャンダルが発覚して騒ぎになりました。
それを機にAKB48を離れたメンバーもいますし、辞めこそしなかったものの大きく立場が変わったメンバーもいます。
表立っての動きがないメンバーもいますが、それでも従来のキャラを脱皮してイメージチェンジしています。
それぞれ、スキャンダルを機に、良い方向になのか悪い方向になのかはともかく、これまでの自分のあり方を変えることはできているんですね。
「なんとかする」ことができたのです。
スキャンダルの発覚を意識的に望んだメンバーなど誰もいないでしょう。
皆、不本意だったでしょう。
自分が蒔いた種とはいえ、ショックも大きかったに違いありません。
でも、「変わらなければいけない」という想いと「変わるのは不安」という気持ちとの狭間で焦ってはいたもののどうしたらいいのかわからない状況の中で、スキャンダルが突破口になったことは事実です。
逆に言えば、このくらいのことがなければ彼女たちも変化できなかったのです。
スキャンダルは、変わらなければいけないという想いが無意識のうちに作り出した、変化のための手段なのです。
本当はもっとスムーズに変化できたらラクなのですが、それができたら苦労はしません。
状況を変えるということは、そのくらい大変なことなのです。
これはアイドルという特殊な立場にある彼女たちだけのことではありません。
私たちの誰もが同じようなことをしています。
途轍もなく疲れているのに働き続けている会社を休むために、病気になったり事故に遭ったりします。
好きな人と離れるために、大喧嘩をします。
浮気や万引きなどの悪事を止めるために、ばれるようなことをしたり、トラブルを起こしたりします。
意識的には不本意でしょうが、「なんとかしなければいけない」という想いの表れだと言うこともできるでしょう。
それくらいのことがなければ状況を変えることができない。
もちろん、不本意なことはないほうがいいですから、そうなる前に軟着陸できるような道を見付けられたらいいですね。
そして、不本意なことが起こってしまっても、これは何のために起こったのかを探ることで、必要以上に後悔したりご自分を責めたり運命を呪ったりしなくて済みますし、目的がわかればリカバリーの道も見えてきます。
「その出来事を機に私はどんな新しいステージに立とうとしているのだろうか」と考えてみてくださいね。
最後に。
私、AKB48と直接の関係は一切なく、ただの一ファンにすぎませんので、実情がどうなのかなどまったく知りません。
ただファンの立場から知りうることだけを元にこの記事を書いていますので、そういうものだと思って読んでいただけたら幸いです。
なお、今回卒業した3人がスキャンダルを使って卒業を決めた、ということではありませんので、ご了解くださいませ。
3人のこれからの活躍を祈っております。
では、失礼いたします。
久し振りのブログアップでいきなりのカミングアウトですが、私、アイドルグループAKB48を応援しております。
そのAKB48、真夏のドームツアーと称して福岡・札幌・大阪・名古屋・東京の各ドームを回っておりましたが、そのドームツアーも昨日千秋楽を迎えました。
このツアーでは、AKB48を黎明期から支えてきた3人の初期メンバーの卒業セレモニーが行われました。
一ファンとしても一つの時代が閉じていく寂しさを感じていますが、本人たちにとってはそんなものではなく、青春のほとんどを捧げた場所からの卒業を決めるのは本当に大変な決意が必要だったことでしょう。
ずっと一緒にやってきた仲間、見知った場所、築き上げた実績と立場、こうしたものから離れる寂しさや、新しいステージに立つ不安など、並大抵のものではないでしょう。
でも、そうした寂しさや不安を乗り越えて、彼女たちは卒業を決意しました。
AKB48では、しばらく前から世代交代が叫ばれています。
1年前に不動のセンターとしてグループを引っ張っていた前田敦子さんが卒業し、それから世代交代の動きが加速しました。
世代交代を見越した人事異動も行われ、それをきっかけにして多くのメンバーがAKB48を離れ、新しい人生に向かって一歩を踏み出しました。
そして、入れ替わるように新しい世代のメンバーが前に出てきて、中心を担うようになってきました。
AKB48は着実に変化しているのです。
そんな動きの中、多くのメンバーは感じたはずです。
「このままではいけない。自分も変わらなければいけない。」と。
昔からのメンバーも、何もしなければ新しい世代に抜かれてしまいます。
新しい世代のメンバーでも、何もしなければ他の同世代のメンバーに置いていかれてしまいます。
だから、なんとかしなければいけない。
ところが、「なんとかしなければいけない」と考えてはいても、実際になんとかすることなんてなかなかできないというのが人間というもの。
なんとかってどうしたらいいかもわからないし、上で書いたような寂しさや不安を越えて今あるものを手放して新しい場所に歩き出すのは、かなり大変なのです。
そんなとき、人間の心は、「動かなければいけない」と考えている思考と「動くのも不安」と感じている感情を一致させるために、勝手に様々な出来事を引き起こします。
その一例がスキャンダル。
アイドルである彼女たちにとって、スキャンダルは致命的です。
以前のAKB48では、スキャンダルの発覚はAKB48としての活動を辞めなければいけないような大問題でした。
今はそれほどでもありませんが、それでもファンからのイメージも本人の意識も変わらざるを得ない大きな事件ではあるでしょう。
実際にこの一年、多くのメンバーのスキャンダルが発覚して騒ぎになりました。
それを機にAKB48を離れたメンバーもいますし、辞めこそしなかったものの大きく立場が変わったメンバーもいます。
表立っての動きがないメンバーもいますが、それでも従来のキャラを脱皮してイメージチェンジしています。
それぞれ、スキャンダルを機に、良い方向になのか悪い方向になのかはともかく、これまでの自分のあり方を変えることはできているんですね。
「なんとかする」ことができたのです。
スキャンダルの発覚を意識的に望んだメンバーなど誰もいないでしょう。
皆、不本意だったでしょう。
自分が蒔いた種とはいえ、ショックも大きかったに違いありません。
でも、「変わらなければいけない」という想いと「変わるのは不安」という気持ちとの狭間で焦ってはいたもののどうしたらいいのかわからない状況の中で、スキャンダルが突破口になったことは事実です。
逆に言えば、このくらいのことがなければ彼女たちも変化できなかったのです。
スキャンダルは、変わらなければいけないという想いが無意識のうちに作り出した、変化のための手段なのです。
本当はもっとスムーズに変化できたらラクなのですが、それができたら苦労はしません。
状況を変えるということは、そのくらい大変なことなのです。
これはアイドルという特殊な立場にある彼女たちだけのことではありません。
私たちの誰もが同じようなことをしています。
途轍もなく疲れているのに働き続けている会社を休むために、病気になったり事故に遭ったりします。
好きな人と離れるために、大喧嘩をします。
浮気や万引きなどの悪事を止めるために、ばれるようなことをしたり、トラブルを起こしたりします。
意識的には不本意でしょうが、「なんとかしなければいけない」という想いの表れだと言うこともできるでしょう。
それくらいのことがなければ状況を変えることができない。
もちろん、不本意なことはないほうがいいですから、そうなる前に軟着陸できるような道を見付けられたらいいですね。
そして、不本意なことが起こってしまっても、これは何のために起こったのかを探ることで、必要以上に後悔したりご自分を責めたり運命を呪ったりしなくて済みますし、目的がわかればリカバリーの道も見えてきます。
「その出来事を機に私はどんな新しいステージに立とうとしているのだろうか」と考えてみてくださいね。
最後に。
私、AKB48と直接の関係は一切なく、ただの一ファンにすぎませんので、実情がどうなのかなどまったく知りません。
ただファンの立場から知りうることだけを元にこの記事を書いていますので、そういうものだと思って読んでいただけたら幸いです。
なお、今回卒業した3人がスキャンダルを使って卒業を決めた、ということではありませんので、ご了解くださいませ。
3人のこれからの活躍を祈っております。
では、失礼いたします。
2012年11月25日
2012/11/23カウンセリングサービス感謝祭、ありがとうございました。
こんにちは、カウンセリングサービスの河合一孝です。
先日のカウンセリングサービス感謝祭にお越しいただいた皆さま、ありがとうございました。
朝から雨も降り、1月並みの気温だという寒さの中、昨年以上の方にご参加いただきました。
ほぼ一日中受付に座っておりましたが、たくさんの方に笑顔とともに声を掛けていただきました。
講演もさせていただきましたが、たくさんの方が真剣に耳を傾けてくださいました。
打ち上げでも楽しくお話しさせていただきました。
今も皆さまのお顔を思い浮かべながら、本当にありがたいことだなあと感じています。
今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。
カウンセリング、講座、イベントなどで、皆さまの美しい姿、拝見させていただけることを楽しみにしております。
そして、皆さまがますます美しく生きられるよう、サポートさせていただく所存です。
本当にありがとうございました。
先日のカウンセリングサービス感謝祭にお越しいただいた皆さま、ありがとうございました。
朝から雨も降り、1月並みの気温だという寒さの中、昨年以上の方にご参加いただきました。
ほぼ一日中受付に座っておりましたが、たくさんの方に笑顔とともに声を掛けていただきました。
講演もさせていただきましたが、たくさんの方が真剣に耳を傾けてくださいました。
打ち上げでも楽しくお話しさせていただきました。
今も皆さまのお顔を思い浮かべながら、本当にありがたいことだなあと感じています。
今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。
カウンセリング、講座、イベントなどで、皆さまの美しい姿、拝見させていただけることを楽しみにしております。
そして、皆さまがますます美しく生きられるよう、サポートさせていただく所存です。
本当にありがとうございました。
2012年11月02日
2012/11/23カウンセリングサービス感謝祭へのお誘い
こんにちは、カウンセリングサービスの河合一孝です。
2012年11月23日(金祝)、東京・五反田でおかげさまで毎年恒例となりましたカウンセリングサービス感謝祭というイベントを開催いたします。
日頃私たちと関わって下さっている皆さまに感謝の気持ちを込めてカウンセラー一同皆さまをお迎えいたしますので、どうぞお越しくださいませ。
その感謝祭で、私河合も講演させていただくことになりました。
タイトルは『美しく…』です。
イケメンでもなく、言うまでもなく美人でもなく、さらに服装のセンスも疑わしい、まあはっきり言ってしまえばどう見ても美しくはない河合が「美」を語るなんてどういう風の吹き回し!?
と、一部で怪しまれておりますが…。
さてさて…。
皆さまは自分のことが好きですか?
「好きじゃない」とおっしゃる方、たくさんいらっしゃいます。
自分を好きになるには、自分の中に「心から好きになれるなにか」がないといけません。
そういったもの、お持ちでしょうか。
自分を好きになれない方は、自分の中に欠点ばかり見えてしまうかもしれませんね。
皆さまは自分に自信はありますか?
「自信がない」とおっしゃる方、たくさんいらっしゃいます。
自信を持つには、その分野でなにかうまくできたことなど「自分で心から評価できる経験」が必要です。
そういった経験、思い浮かびますでしょうか。
自分に自信のない方は、うまくいったことよりもうまくいかなかったことの方がたくさん思い浮かんでしまうかもしれませんね。
自分らしく生きたいと望む方も多いでしょう。
でも、自分らしいってどういうことでしょうか?
「自分らしさがどういうものなのかよくわからない」とおっしゃる方、たくさんいらっしゃいます。
自分らしさを掴むには、自分の中に「これが私なんだ」と言えるだけの「なにか核になるもの」が必要です。
そういったもの、お持ちでしょうか。
自分らしさどういうものかよくわからない方は、「これが私なんだ」と言えるようなものが思い浮かばないかもしれませんし、思い浮かんだとしても、それを自分で好きになれないものであれば、それを核にして生きていきたくはないでしょう。
自分を好きになるために、自分に自信を持つために、自分らしく生きるために、自分の中に、「心から好きになれるなにか」を、「自分で心から評価できる経験」を、「これが私なんだ」と言えるだけの「なにか核になるもの」を、育んでいきたいものです。
でも、どうやって育めばいいのでしょう。
今回の講演では、「美しさ」を題材にその育み方をお伝えしようと思います。
私、美しくない…。
美しさって私には関係ない…。
そう自分自身を評価してらっしゃる皆さま、私河合も残念なことに美しい見掛けを持っておりませんし、外見に関してはコンプレックスの塊のようなものですので、造作は関係ありません。
私、ずるいし…。
人間ですから、汚い部分があって当たり前。
私河合もずるがしこいことでは当代一だと自負しております。
なので、清い心を持ちましょうとか、そういう綺麗事?も言いません、いや、言えません。
造作が美しくなくても心が汚れていても、「美しさ」を使って、自分を好きになったり、自分に自信を持てるようになったり、自分らしく生きられるようになったり、できますから。
そのための手掛かりになるようなものをお伝えしたく、皆さま、どうぞ講演会場に足を運んでくださいませ。
河合の講演『美しく…』は、18:10〜18:40。
皆さまのお越しをお待ちしております。
その他、カウンセリングサービス感謝祭の詳細はこちらをご覧ください。
感謝祭は出入り自由のイベントですので、ご都合のつく時間にお越しいただいて、ご都合のいいだけいていただいて、ご都合のままにお帰りいただければ十分です。ちょっと覗いてみませんか?
私もだいたい受付に座っているかと思いますので、お気軽に話しかけていただけるとありがたいです。
皆さまのお越しをお待ちしております。
2012年11月23日(金祝)、東京・五反田でおかげさまで毎年恒例となりましたカウンセリングサービス感謝祭というイベントを開催いたします。
日頃私たちと関わって下さっている皆さまに感謝の気持ちを込めてカウンセラー一同皆さまをお迎えいたしますので、どうぞお越しくださいませ。
その感謝祭で、私河合も講演させていただくことになりました。
タイトルは『美しく…』です。
イケメンでもなく、言うまでもなく美人でもなく、さらに服装のセンスも疑わしい、まあはっきり言ってしまえばどう見ても美しくはない河合が「美」を語るなんてどういう風の吹き回し!?
と、一部で怪しまれておりますが…。
さてさて…。
皆さまは自分のことが好きですか?
「好きじゃない」とおっしゃる方、たくさんいらっしゃいます。
自分を好きになるには、自分の中に「心から好きになれるなにか」がないといけません。
そういったもの、お持ちでしょうか。
自分を好きになれない方は、自分の中に欠点ばかり見えてしまうかもしれませんね。
皆さまは自分に自信はありますか?
「自信がない」とおっしゃる方、たくさんいらっしゃいます。
自信を持つには、その分野でなにかうまくできたことなど「自分で心から評価できる経験」が必要です。
そういった経験、思い浮かびますでしょうか。
自分に自信のない方は、うまくいったことよりもうまくいかなかったことの方がたくさん思い浮かんでしまうかもしれませんね。
自分らしく生きたいと望む方も多いでしょう。
でも、自分らしいってどういうことでしょうか?
「自分らしさがどういうものなのかよくわからない」とおっしゃる方、たくさんいらっしゃいます。
自分らしさを掴むには、自分の中に「これが私なんだ」と言えるだけの「なにか核になるもの」が必要です。
そういったもの、お持ちでしょうか。
自分らしさどういうものかよくわからない方は、「これが私なんだ」と言えるようなものが思い浮かばないかもしれませんし、思い浮かんだとしても、それを自分で好きになれないものであれば、それを核にして生きていきたくはないでしょう。
自分を好きになるために、自分に自信を持つために、自分らしく生きるために、自分の中に、「心から好きになれるなにか」を、「自分で心から評価できる経験」を、「これが私なんだ」と言えるだけの「なにか核になるもの」を、育んでいきたいものです。
でも、どうやって育めばいいのでしょう。
今回の講演では、「美しさ」を題材にその育み方をお伝えしようと思います。
私、美しくない…。
美しさって私には関係ない…。
そう自分自身を評価してらっしゃる皆さま、私河合も残念なことに美しい見掛けを持っておりませんし、外見に関してはコンプレックスの塊のようなものですので、造作は関係ありません。
私、ずるいし…。
人間ですから、汚い部分があって当たり前。
私河合もずるがしこいことでは当代一だと自負しております。
なので、清い心を持ちましょうとか、そういう綺麗事?も言いません、いや、言えません。
造作が美しくなくても心が汚れていても、「美しさ」を使って、自分を好きになったり、自分に自信を持てるようになったり、自分らしく生きられるようになったり、できますから。
そのための手掛かりになるようなものをお伝えしたく、皆さま、どうぞ講演会場に足を運んでくださいませ。
河合の講演『美しく…』は、18:10〜18:40。
皆さまのお越しをお待ちしております。
その他、カウンセリングサービス感謝祭の詳細はこちらをご覧ください。
感謝祭は出入り自由のイベントですので、ご都合のつく時間にお越しいただいて、ご都合のいいだけいていただいて、ご都合のままにお帰りいただければ十分です。ちょっと覗いてみませんか?
私もだいたい受付に座っているかと思いますので、お気軽に話しかけていただけるとありがたいです。
皆さまのお越しをお待ちしております。
2012年09月03日
2012/09/01スペシャルワークショップ、ありがとうございました。
こんにちは、カウンセリングサービスの河合一孝です。
先日のスペシャルワークショップ、大野&河合の講座『頭じゃわかってるんだけど…。』にお越しいただいた皆さま、ありがとうございました。
ほぼ満席となるほどたくさんの方のご参加をいただき、そして真剣に取り組んでいただく姿を見せていただいて、本当にありがたく感じています。
人生をスムーズに進めていくために大切なのは、「頭」と「心」のバランスなんだと思います。どちらが欠けても、そこで何かに躓いてしまうことでしょう。
今回のワークショップでは、その両面から、「できないことができるようになるには」をクリアできるヒントをお伝えさせていただきました。
皆さまが「できないことをできるようになる」または「できない自分を認めてあげられるようになる」、その助けになれば嬉しく思います。
伝わりにくいところもあったかと思います。
今回のワークショップでの疑問点、そしてこれからの生活の中でまだまだたくさん出てくるでしょう「できない!」と悩み迷うこと、などなど、なにかありましたら、電話や面談のカウンセリング、カウンセリングサービスの各種イベントなど、お話できる機会はございますのでお気軽にお使いくださいね。
そして、ワークショップでも何回かお話させていただきましたが、できないことができるようになる最後の最後のところでは、「頭」も「心」も飛び越えていきます。
できないことを分解し、
したくないことに向かい合い、
自分のために、誰かのために、
強く「したい!」と望んで、
最後はコミットメント。
できないことができて、または、できない自分を認めてあげて、そうやって皆さまが納得のいく人生を生きていけるよう、心から応援しております。
今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。
本当にありがとうございました。
先日のスペシャルワークショップ、大野&河合の講座『頭じゃわかってるんだけど…。』にお越しいただいた皆さま、ありがとうございました。
ほぼ満席となるほどたくさんの方のご参加をいただき、そして真剣に取り組んでいただく姿を見せていただいて、本当にありがたく感じています。
人生をスムーズに進めていくために大切なのは、「頭」と「心」のバランスなんだと思います。どちらが欠けても、そこで何かに躓いてしまうことでしょう。
今回のワークショップでは、その両面から、「できないことができるようになるには」をクリアできるヒントをお伝えさせていただきました。
皆さまが「できないことをできるようになる」または「できない自分を認めてあげられるようになる」、その助けになれば嬉しく思います。
伝わりにくいところもあったかと思います。
今回のワークショップでの疑問点、そしてこれからの生活の中でまだまだたくさん出てくるでしょう「できない!」と悩み迷うこと、などなど、なにかありましたら、電話や面談のカウンセリング、カウンセリングサービスの各種イベントなど、お話できる機会はございますのでお気軽にお使いくださいね。
そして、ワークショップでも何回かお話させていただきましたが、できないことができるようになる最後の最後のところでは、「頭」も「心」も飛び越えていきます。
できないことを分解し、
したくないことに向かい合い、
自分のために、誰かのために、
強く「したい!」と望んで、
最後はコミットメント。
できないことができて、または、できない自分を認めてあげて、そうやって皆さまが納得のいく人生を生きていけるよう、心から応援しております。
今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。
本当にありがとうございました。
2012年08月11日
2012/09/01スペシャルワークショップへのお誘い
こんにちは、カウンセリングサービスの河合一孝です。
2012年9月1日(土)、東京・五反田で心理学ワークショップを開催いたします。
当日は3本立てでワークショップを行いますが、その1本目を大野愛子カウンセラーと一緒に担当させていただくことになりました。
タイトルは『頭じゃわかってるんだけど…。』です。
やりたいけどできないこと、やるべきだけどできないこと、頭ではこうしたらいいってわかってるんだけど…、ということは、皆さまにもたくさんあるのではないかなと思います。
・好きな人がいるのに、告白できない。
・浮気している彼と別れた方がいいってわかっているのに、別れられない。
・見込みのなさそうな人を好きなのに、諦められない。
・喧嘩してしまった友人と仲直りしたいのに、許せない。
・転職したいのに、動けない。
・目指している資格試験があるのに、勉強する気になれない。
・子供に優しくしたいのに、怒ってしまう。
・ダイエットしなきゃいけないのに、食べてしまう。
・貯金したいのに、使ってしまう。
などなど…。
そんなときにどうしたらいいのか、今回のワークショップでは、皆さまがその状況をクリアできるようになるヒントをお伝えしたいと思っています。
もちろん、行き詰っている現状でそもそもどうしたらいいかわからないんだけど!という方も大歓迎です。
実は、頭じゃわかってるんだけど…、という方も、問題の整理の仕方をちょっと変えるだけで、できなかったことができるようになることも多いんですね。
ですから、今回のワークショップでは、問題の整理の仕方、わかっているつもりでわかっていなかったこと探し、などから始めたいと考えています。
どうしたらいいかわからない、という方も、問題を整理することでどうしたらいいかが見えてくることもあるでしょう。
また、そもそもどうしたらいいかわからない、という方の多くは、「こうしたらいい」がたくさんありすぎて選べない、という状況に陥っていたりもします。
ですから、そこを整理することで「したいのにできない」をクリアするのと同じ方法で、現状を脱出することができたりもするのです。
そして、問題を整理したら、モチベーションアップです。
ちゃんと頭でわかったら、次は頭についていけるよう心を動かしましょう。
モチベーションを上げるあの手この手を伝授させていただきます。
ということで、頭じゃわかってるんだけどできない、という方も、そもそもどうしたらいいかわからないからできない、という方も、「できない」を抱えて困ってらっしゃる方は、どうぞお越しください。
今回のワークショップには、大塚統子カウンセラー、松尾たかカウンセラー、安池泰子カウンセラーも手を貸してくださいます。
こちら3名のカウンセラーに会ってみたい、という方も、お気軽にいらしてください。
今回のワークショップでは心理学を基礎的なところからご説明させていただきますので、心理学に触れたことのない方でも問題なくご参加いただけます。
ワークショップの詳細はこちらをご覧ください。
皆さまのお越しをお待ちしております。
* * *
また、明日2012年08月12日(日)、東京・五反田でカウンセラーズフェスタというイベントを開催いたします。
1年に3回のカウンセラーズフェスタでは、毎回こちらカウンセリングサービスのカウンセラーが6〜7名講演をさせていただいております。
今回は、『私』をテーマに7名のカウンセラーがそれぞれの視点で講演いたします。
私の気持ち、私の生き方、私の性格、私の望み…。
自分自身を気持ちよく生かしてあげるために、「私」を知ることは大切でしょう。
「私」を知るための糸口となる講演を7本用意してお待ちしております。
ぜひぜひお越しくださいませ。
イベントの詳細はこちらをご覧ください。
出入り自由のイベントですので、ご都合のつく時間にお越しいただいて、ご都合のいいだけいていただいて、ご都合のままにお帰りいただければ十分です。ちょっと覗いてみませんか?
私河合も一日中受付に座っておりますので、お気軽に話しかけていただけるとありがたいです。
皆さまのお越しをお待ちしております。
2012年9月1日(土)、東京・五反田で心理学ワークショップを開催いたします。
当日は3本立てでワークショップを行いますが、その1本目を大野愛子カウンセラーと一緒に担当させていただくことになりました。
タイトルは『頭じゃわかってるんだけど…。』です。
やりたいけどできないこと、やるべきだけどできないこと、頭ではこうしたらいいってわかってるんだけど…、ということは、皆さまにもたくさんあるのではないかなと思います。
・好きな人がいるのに、告白できない。
・浮気している彼と別れた方がいいってわかっているのに、別れられない。
・見込みのなさそうな人を好きなのに、諦められない。
・喧嘩してしまった友人と仲直りしたいのに、許せない。
・転職したいのに、動けない。
・目指している資格試験があるのに、勉強する気になれない。
・子供に優しくしたいのに、怒ってしまう。
・ダイエットしなきゃいけないのに、食べてしまう。
・貯金したいのに、使ってしまう。
などなど…。
そんなときにどうしたらいいのか、今回のワークショップでは、皆さまがその状況をクリアできるようになるヒントをお伝えしたいと思っています。
もちろん、行き詰っている現状でそもそもどうしたらいいかわからないんだけど!という方も大歓迎です。
実は、頭じゃわかってるんだけど…、という方も、問題の整理の仕方をちょっと変えるだけで、できなかったことができるようになることも多いんですね。
ですから、今回のワークショップでは、問題の整理の仕方、わかっているつもりでわかっていなかったこと探し、などから始めたいと考えています。
どうしたらいいかわからない、という方も、問題を整理することでどうしたらいいかが見えてくることもあるでしょう。
また、そもそもどうしたらいいかわからない、という方の多くは、「こうしたらいい」がたくさんありすぎて選べない、という状況に陥っていたりもします。
ですから、そこを整理することで「したいのにできない」をクリアするのと同じ方法で、現状を脱出することができたりもするのです。
そして、問題を整理したら、モチベーションアップです。
ちゃんと頭でわかったら、次は頭についていけるよう心を動かしましょう。
モチベーションを上げるあの手この手を伝授させていただきます。
ということで、頭じゃわかってるんだけどできない、という方も、そもそもどうしたらいいかわからないからできない、という方も、「できない」を抱えて困ってらっしゃる方は、どうぞお越しください。
今回のワークショップには、大塚統子カウンセラー、松尾たかカウンセラー、安池泰子カウンセラーも手を貸してくださいます。
こちら3名のカウンセラーに会ってみたい、という方も、お気軽にいらしてください。
今回のワークショップでは心理学を基礎的なところからご説明させていただきますので、心理学に触れたことのない方でも問題なくご参加いただけます。
ワークショップの詳細はこちらをご覧ください。
皆さまのお越しをお待ちしております。
* * *
また、明日2012年08月12日(日)、東京・五反田でカウンセラーズフェスタというイベントを開催いたします。
1年に3回のカウンセラーズフェスタでは、毎回こちらカウンセリングサービスのカウンセラーが6〜7名講演をさせていただいております。
今回は、『私』をテーマに7名のカウンセラーがそれぞれの視点で講演いたします。
私の気持ち、私の生き方、私の性格、私の望み…。
自分自身を気持ちよく生かしてあげるために、「私」を知ることは大切でしょう。
「私」を知るための糸口となる講演を7本用意してお待ちしております。
ぜひぜひお越しくださいませ。
イベントの詳細はこちらをご覧ください。
出入り自由のイベントですので、ご都合のつく時間にお越しいただいて、ご都合のいいだけいていただいて、ご都合のままにお帰りいただければ十分です。ちょっと覗いてみませんか?
私河合も一日中受付に座っておりますので、お気軽に話しかけていただけるとありがたいです。
皆さまのお越しをお待ちしております。
2012年05月26日
愛別離苦
今月、二つのお葬式に参列いたしました。
愛する者とお別れをする悲しみにはなんとも筆舌に尽くし難いものがあり、もうこんな想いはしたくない、と、強く願ってしまいます。
お別れは死別だけではありません。
遠くに引っ越してしまうこと、卒業や退職、喧嘩別れ、失恋。
生きていればなんとかならないこともないのですが、それでも寂しいことには違いありません。
相手を愛していればいるほど、お別れは寂しくつらいものになります。
だから、そんなつらい想いをしなくて済むように、最初から相手と距離をとってしまうのですね。
親しくならないように壁を作ったり、無関心でいたり。
でも、それは本当にもったいないことだと感じています。
お葬式の一つは祖母のものだったのですが、祖母と最後に会ったのは、昨年末に帰省したときでした。
そのときはそれまでと変わらず元気で、まさかそれが最後になろうとは思いもしませんでした。
年に1〜2回しか顔を合わせることはありませんでしたが、いつも優しく温かく迎え、送り出してくれた祖母でした。
そのときもそれはまったく変わりありませんでした。
そんな関係が永遠に続くとどこかで思い込んでいたのですね。
せっかく顔を合わせても、その時間をいつも当たり前にあるものとしてぞんざいに扱ってしまっていました。
もっと伝えたいこともありましたし、見せたいものもありました。
でも、いつでもできると誤解してしまっていて、また今度でいいや、と後回しにしてしまっていました。
それはもう叶いません。
後悔なく、感謝だけで見送りたかったですね。
一期一会ですよね。
相手を愛すれば愛するほど、いつか必ず来るお別れのときに寂しい想いをするでしょう。
それでも、「今一緒にいられる喜び」をもっと大切にしたい。
二つのお葬式を通じて強く感じたこの想いが僕の中で風化しないよう、ここに記します。
愛する者とお別れをする悲しみにはなんとも筆舌に尽くし難いものがあり、もうこんな想いはしたくない、と、強く願ってしまいます。
お別れは死別だけではありません。
遠くに引っ越してしまうこと、卒業や退職、喧嘩別れ、失恋。
生きていればなんとかならないこともないのですが、それでも寂しいことには違いありません。
相手を愛していればいるほど、お別れは寂しくつらいものになります。
だから、そんなつらい想いをしなくて済むように、最初から相手と距離をとってしまうのですね。
親しくならないように壁を作ったり、無関心でいたり。
でも、それは本当にもったいないことだと感じています。
お葬式の一つは祖母のものだったのですが、祖母と最後に会ったのは、昨年末に帰省したときでした。
そのときはそれまでと変わらず元気で、まさかそれが最後になろうとは思いもしませんでした。
年に1〜2回しか顔を合わせることはありませんでしたが、いつも優しく温かく迎え、送り出してくれた祖母でした。
そのときもそれはまったく変わりありませんでした。
そんな関係が永遠に続くとどこかで思い込んでいたのですね。
せっかく顔を合わせても、その時間をいつも当たり前にあるものとしてぞんざいに扱ってしまっていました。
もっと伝えたいこともありましたし、見せたいものもありました。
でも、いつでもできると誤解してしまっていて、また今度でいいや、と後回しにしてしまっていました。
それはもう叶いません。
後悔なく、感謝だけで見送りたかったですね。
一期一会ですよね。
相手を愛すれば愛するほど、いつか必ず来るお別れのときに寂しい想いをするでしょう。
それでも、「今一緒にいられる喜び」をもっと大切にしたい。
二つのお葬式を通じて強く感じたこの想いが僕の中で風化しないよう、ここに記します。